二十四節気

あけましておめでとうございます。

新年から日々の食卓は一新し、「二十四節気」にもとづいた
料理を月2回配信していきます。
二十四節気」とは、節分を基準に1年を24等分して
分けた季節のことで、
小寒」「大寒」などの呼び名は、その季節らしさを
なんともよく表しているといえます。


毎回、その時期に食べたい旬の素材を
取り入れた料理を紹介していきたいと思います。



第一回目は、1月5日の「小寒」。
「寒の入り」とも呼ばれ、寒さが一段と厳しくなる時期です。
ちょうど今ごろ旬を迎えるのが、小松菜。
濃い緑色の葉は厚みがあり、味も濃くおいしさは格別です。


料理・渡辺ゆき 写真・小林キユウ


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小松菜たっぷりでもたれない
翡翠餃子

●材料(2人分〈12〜14個分〉)
小松菜…100g
豚ひき肉…100g
餃子の皮…12〜14枚
しょうが…1〜2片
塩…小さじ1/2弱
片栗粉…小さじ1
粗挽きこしょう・ごま油…各適量

●つくり方
1.小松菜は粗みじん切りにして塩をふってもむ。しょうがはすりおろす。
2.ボウルに1とひき肉、粗挽きこしょう、片栗粉を入れて粘りがでるまでよく混ぜ。
餃子の皮で包む。
3.焼き餃子の場合:
フライパンにごま油を中火で熱して餃子を並べ入れ、軽く焦げめがついたらお湯1/4カップを入れて蒸し焼きにする。水分がほぼなくなったら、ふたを外して鍋肌からごま油を回し入れて火を止める。
4.水餃子の場合:
沸騰した湯に餃子を入れて、餃子が浮かんだら3〜4分ゆでる。
※塩味はしっかりついているので、酢やラー油で食べる。



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酵素たっぷりで目覚めの一杯におすすめ!
グリーンスムージー

●材料(2人分)
小松菜…4〜5株(●g)
甘酒(または、豆乳や牛乳)…1カップ
きなこ(好みで)…大さじ2

●つくり方
1.小松菜はざく切りにする。
2.ミキサーに材料をすべて入れて攪拌する。



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蒸し器なしで蒸せるからとっても手軽〜
オイル蒸し

●材料(2人分)
小松菜…1束(300g)
オリーブ油…大さじ2
にんにく…1片
塩・粗挽きこしょう…各適量

●つくり方
1.厚手の鍋に、薄切りのにんにくとオリーブ油を入れて弱火で熱し、香りが立つまで加熱する。
2.1をいったん別の器にあけて、厚手の鍋に長さを半分に切った小松菜を入れる。塩と粗挽きこしょうをふって、にんにくオイルをかけて3〜4分中火で蒸し煮する。